膝の関節痛を予防・改善する方法

ここでは、膝の関節痛の原因や、その予防と改善方法などについてお伝えします。

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膝関節の痛みの原因と対策を知ろう!

膝が痛い男性

膝は、立ったり歩いたり、階段の昇り降りをしたりする際に、体重を支え、曲げ伸ばしすることでスムーズな動作を促しています。日常の動作をするにあたって、非常に重要な役割を果たす膝に痛みや違和感があると、それだけでも行動が制限され、不便な思いをすることになってしまいますね。

年齢を重ねるにしたがって、膝の関節痛を訴える方は多くなります。日頃の動作の負担がかかりやすい膝は、軟骨が磨り減って痛みを感じやすい部分なのです。また、それ以外にも、膝の痛みを引き起こす原因はさまざまです。ここでは、膝の関節痛の原因となる病気やケガ、そしてその予防や改善方法についてお伝えしましょう。

多くの方が悩んでいるのは変形性膝関節症

膝の関節痛に悩む男性

膝の痛みの原因となるものはさまざまですが、多くは年齢を重ねたことによるものや、ケガによるものでしょう。まずは、膝の関節痛を引き起こす原因をいくつかあげてみます。

変形性膝関節症

膝の関節痛に悩む方に多く見られるのが、変形性膝関節症です。特にスポーツをしていなくても、膝の軟骨には日常のさまざまな動作によって負担がかかります。その負担が何十年と積み重なっていくと、軟骨がすり減ってしまい、骨同士がぶつかって痛みを引き起こします。

最初は自覚症状はないものの、軟骨がすり減っていくにしたがって、立ち座りや歩行に違和感をおぼえたり、曲げ伸ばしがしづらくなったりします。進行すると動作のたびに強い痛みを感じるようになり、日常生活に大きな支障が出てきます。原因は、加齢のほかにも肥満、スポーツによる膝関節の損傷などがあげられます。

関節リウマチ

関節リウマチは、女性に多い病気です。膝関節や股関節など、全身の関節に炎症が起こり、腫れや痛みを引き起こします。進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、関節が変形したり脱臼したりしてしまいます。原因は主に免疫系の異常と考えられていますが、ハッキリとしたことはまだわかっていません。

関節水腫

「膝に水がたまる」という症状を耳にしたことがあるでしょう。それがこの関節水腫です。水がたまるといっても、実際にたまるのは水そのものではなく、関節液という物質です。膝関節に大きな負担がかかると、炎症によって関節液が多量に生産され、膝にたまってしまいます。関節液のたまった膝には、痛みや腫れといった症状があらわれます。関節水腫を引き起こす原因は、変形性膝関節症や関節リウマチなどの病気のほか、加齢、外傷による軟骨や骨の損傷などがあげられます。

化膿性関節炎

関節に最近が侵入して化膿し、軟骨や骨を破壊する病気が、化膿性関節炎です。扁桃腺炎などの感染症や外傷などが原因で起こることが多いとされています。関節の痛みとともに、腫れ、発熱、悪寒、倦怠感などの全身症状があるのが特徴です。放置すると関節の変形などが残ってしまう可能性もあるため、早期の診断と治療が大切です。

半月板損傷

外傷による膝関節の痛みで多いものは、半月板損傷です。半月板は、膝の軟骨の間にあり、クッションの役割を果たしていますが、スポーツなどで膝をひねるような動きをしたり、強い衝撃が加わったりした場合に損傷することが多いと言われています。そのほか、加齢やマラソンなどの繰り返しの刺激などが原因で、自然に半月板に傷ついてしまうこともあります。

このほか、ランニングなどによって起こる腸脛靭帯炎(ランナー膝)、バレーボールやバスケットボールなど、高くジャンプするスポーツで多い膝蓋腱炎(ジャンパー膝)といったスポーツ障害や、軟骨肉腫、骨肉腫などの骨の病気も、膝関節の痛みを引き起こす原因となります。

膝関節の痛みを予防・改善するために

膝の関節を使う運動

膝の関節痛を予防したり、痛みを改善したりするためには、日常生活での心がけが大切になってきます。以下にいくつかの注意点をあげてみますので、まずは自分でできる範囲で膝の痛みの予防と改善に努めてみましょう。

膝にかかる負担を減らす

変形性膝関節症をはじめとする膝関節の痛みを予防するためには、できる限り膝に負担をかけないことが大切です。具体的には、正座を避けること、歩行や階段昇降では手すりや杖を使って負担を減らすこと、靴は履きやすく安定感のあるものを選ぶことなどがあげられます。また、肥満は膝にかかる負担を増大させますので、適正体重をキープするようにしましょう。

膝の冷えを防ぐ

関節が冷えると血行が滞り、痛みが増す場合があります。特に、女性はスカートを履いていると膝が露出しやすいため、ズボンを履いたりサポーターを利用したりして冷えを防ぎましょう。

筋肉を鍛える

関節痛の予防と改善で大切なのが、関節の周りの筋肉を鍛えることです。特に、太ももやお尻の筋肉を鍛えることが膝の関節痛対策として有効だと言われていますので、筋トレやストレッチなど、無理のない範囲で毎日行うように心がけましょう。

スポーツの練習時間や量を調節する

ランナー膝やジャンパー膝、半月板損傷などは、膝関節や軟骨に過度の負担がかかることによって発生します。スポーツに打ち込む時は、練習時間や練習量を調節し、使い過ぎを防ぐよう心がけましょう。また、膝に痛みがある時は、無理せず練習を中止すること、早めに医師の診察を受けることも重要です。

軟骨サポート成分を補う

また、膝の関節痛を予防・改善するためには、グルコサミンやコンドロイチンといった成分を摂取することも効果的であると考えられます。軟骨をサポートするこうした成分が配合されたサプリを利用し、関節の健康づくりに役立てましょう。

膝の痛みの原因は加齢や怪我だけではなく、骨肉腫など骨の病気によって起こる場合もあります。痛みを感じた時は自己判断せず、何が原因で膝の関節が痛むのかを医師に調べてもらい、原因に合わせた予防と改善方法を試すようにしましょう。

膝の痛み、我慢しないで今すぐ対策を!

膝の痛みは、珍しい症状ではないだけに、「年齢のせい」「スポーツをしているから」と思い込んで、そのままにしてしまう方も少なくありません。しかし、膝に痛みが生じると、立ったり座ったりという基本的な動作も苦痛に感じるため、日常生活に大きな影響が出てしまいます。少しでも痛みを感じたら、我慢せずに医師に相談して早めに適切な治療を受け、予防や改善に力を入れましょう。

膝の痛みの原因として多く見られるのが、変形性膝関節症です。加齢や外傷などが原因で関節の軟骨がすり減ってしまう病気ですが、進行すると歩行も困難となり、手術をしなければならなくなることもありますので、症状が軽いうちにしっかりと対策を取ることが大切です。

膝にかかる負担を少しでも減らすよう、日常生活においては立ち座りの動作、歩き方などにも気をつけましょう。また、筋力を落とさないためにも、痛みのない時はストレッチなどをして、体を動かすようにしましょう。

こうした予防を心がけるとともに、軟骨を支えてくれる成分であるグルコサミンやコンドロイチンが配合されたサプリを利用するのもよい方法です。痛みの予防と改善にグルコサミン、コンドロイチンを補い、いつまでも自分で歩ける健康な膝関節を守りましょう。