手首や指の関節痛を予防・改善する方法

日頃、使う機会の多い手首や指の痛みを予防・緩和するためにも、手首や指に起こる関節痛の原因や症状について、しっかりと理解を深めておきましょう。

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手首や指が痛い!原因と予防・改善方法は?

女性の手

複雑な動きをすることの多い手首や指の関節は、痛みが生じることも多いものです。手首や指が痛む時に思い浮かぶものといえば、手首の腱鞘炎や、指の腱鞘炎であるばね指かもしれませんね。こうした症状は女性に多く見られるとも言われています。

手首や指が痛むと細かい動作が困難になり、家事や日常生活に与える支障が大きくなります。ここでは、手首や指に起こる関節痛の原因や症状、予防法や緩和法といった対策を詳しくお伝えしましょう。

女性に多い手首や指の関節痛

手の関節を使う作業

手首や指に起こる関節痛で、代表的なものといえば、やはり腱鞘炎。そして、腱鞘炎以外にも、関節痛の原因として多くを占める変形性関節症が手首や指に発症する場合もあります。それでは、手首や指に起こる痛みの原因や病気について、見ていきましょう。

腱鞘炎

手首は腱鞘炎を起こしやすい部位だと言われています。腱鞘炎は、手首を使い過ぎて負担が大きくなり、手首の腱をスムーズに動かすための「腱鞘」という部分に炎症が起こることで発症します。日常的な家事でも起こることが多いほか、妊娠や出産、更年期などでホルモンバランスの変動が大きくなる時期の女性にも多いと言われています。手首の親指側に起こる腱鞘炎を特に、ドゥ・ケルバン病と呼びます。

ばね指

ばね指も腱鞘炎のひとつで、指の曲げ伸ばしが上手くいかなくなり、引っかかるように感じたり、痛みがあらわれたりするものです。原因は主に指の使い過ぎで、趣味で裁縫や編み物をしたり、ピアノを弾いたりしている方や、パソコンのキーボードを打つ作業の多い方などにかかりやすいと言われています。

手指の変形性関節症

手指の関節にも変形性関節症が起こることがあります。手指の関節を酷使することが原因になるほか、変形性関節症にかかりやすい体質も関係していると言われています。手指の軟骨がすり減って起こるもので、指先にある第一関節に起こるものを「ヘバーデン結節」、第二関節に起こるものを「ブシャール結節」、親指の付け根の関節に起こるものを「母子CM関節症」と呼びます。関節痛みのほかに、こわばりや腫れ、変形などがあらわれるため、関節リウマチや膠原病など、似た症状の病気と間違えないようにしっかり診断してもらうことが大切です。

また、最近ではスマホを操作することによって起こる腱鞘炎やばね指も増えていると言われていますので、注意が必要です。

手指の関節痛を予防・改善するには?

手の関節痛を予防するマッサージ

手首や指の関節は、私たちの体の中で最もよく動かす関節であると言っても過言ではないでしょう。それだけに負担がかかりやすく、関節痛に悩まされることも多いもの。予防に力を入れるとともに、症状をできるだけ早く緩和・改善できるように、次のようなことに注意して過ごしましょう。

手首や指を使い過ぎない

手首や指といったよく動かす部分の痛みを予防・緩和するためには、原因となっている動作をなるべく控えることが一番よい方法です。長時間パソコンやスマホを使わないことや、手芸、ピアノなどの指を使う趣味がある場合は適度に休憩し、指を休めるなど、使い過ぎを防ぐことが最も大切な予防法です。また、指の曲げ伸ばしなどのストレッチを心がけることも有効でしょう。

関節にかかる負担を軽減する

女性の腱鞘炎は出産後にも多く見られますが、頻繁に赤ちゃんを抱っこしすることで、手首に負担がかかることが大きな理由としてあげられます。抱っこ紐、おんぶ紐、ベビーカーなどを有効に活用し、長時間無理して赤ちゃんを抱っこすることは避けましょう。赤ちゃんだけでなく、重いものを持つことをなるべく避け、手首を守るためのサポーターなども活用すると良いですね。

ホルモンバランスをととのえる

手指の関節痛は女性に多いと言われ、ホルモンバランスの変化も関係しているのではないかと考えられています。そのため、生活習慣や食事のバランスにも注意して、ホルモンバランスの乱れを防ぐことも大切でしょう。最近では、ストレスや不摂生などが原因でホルモンバランスが崩れてしまう女性も少なくないため、十分に注意したいですね。

軟骨サポート成分をサプリで補う

また、手首や指の関節痛、変形性関節症の予防の一貫として、グルコサミンなどの軟骨をサポートする成分を補うのもオススメです。グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などが配合されたサプリを試してみてはいかがでしょうか。

日常生活に注意して手首や指の関節痛を防ぎましょう

手首や指といったよく動かす関節は、負担がかかりやすいため、痛みを感じることも多いでしょう。手首や指の関節痛は、特に細かい作業をする女性や、赤ちゃんを抱っこしている女性などにも多くみられるとも言われていますので、こうした作業や負担をできるだけ少なくするのが一番の予防法だと言えるでしょう。

ただし、指に起こる関節痛や変形性関節症と似た症状があらわれるものには、関節リウマチや膠原病といった病気もあります。使い過ぎによる痛みや腱鞘炎だと自己判断せず、なるべく早めに整形外科などで診察してもらい、関節痛の原因をハッキリとさせることも大切ですね。

また、手首や手指の使い過ぎを防ぐだけでなく、グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリを活用して痛みの予防を心がけるのもよい方法です。細かい動作にかかわる手首や指の関節痛を予防・改善して、日常生活や趣味を楽しめるようにしていきたいですね。